寝たきりの方へリハビリ。奇跡をみた。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

フィジカルアルモニー の大脇です。

皆さんはリハビリと聞いて、何を想像しますか?

きっと、運動とか平行棒で歩いているイメージだと思います。私が初めて就職した病院では、主に寝たきりの方のベッドでリハビリをしてました。

寝たきりでも一時的な方と長期的な方がいらっしゃいます。

病気で寝たきりの方は長期的な方でベッドで過ごしてその生涯をとじます。

こういった方々に何が提供出来るのか。

長年、この仕事についてますが、答えはしっかりとは出ません。

ただ、今まで寝たきりで座った事のなかった方を介助でお手伝いしながら、座ってみたり。

最後の最後まで、歩けるようにはならないけど、お手伝いしながらほんの少しでも歩いたり

寝たきりの方が少し頑張れば出来る事をリハビリとしてお手伝いすると

その時に、ご本人様、見ている家族様は涙して喜んで頂ける事があります。

私はこの瞬間瞬間にリハビリの意味があるんだろうと思ってます。

家族が喜ぶ顔がみれるから、リハビリを頑張ろう。今日も身体は少ししんどいけど、頑張ろう。と。

この前に向かう気持ち、人に喜んで頂ける気持ちが生まれた時に、その1日に活気が戻り、充実感が得られるのではと。

本当は家族のように毎日、お顔を拝見してお元気になって頂けるようになりたいですが、あくまでもリハビリのお仕事として関わった場合、私にできることは限られています。

身体がご病気でベッドで過ごす事になっても、元気が出る、活気が戻る、充実感がある。

そんなリハビリを提供できるように

その瞬間を大事にしたいと思います。

最後に

長年、寝たきりの方が1年ぶりに座って、リハビリをしました。ご家族様はその様子を見て、奇跡を見たといって頂きました。

でもその風景が奇跡ではなく、当たり前の世の中になればいいなと思います。

最後まで生きる。そんなお手伝いを頑張ります。

今日もブログをお読みいただきありがとうございます。

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