呼吸を楽にするリハビリ

呼吸器疾患はご存知ですか??

人は呼吸出来なければ生きていけません。

呼吸の問題は命に直結する深刻な問題です。

コロナウイルスは呼吸に関わる気管に炎症が起こり、酸素の値が下がる事がありますよね。今ではサーチレーションとか酸素飽和度とか言った酸素を測定する機器が一般の方でも知られるようになりました。

呼吸は

吸えない事

吐けない事

でどちらか一方でも問題が起こります。

吸えないことはイメージできますが、吐けないってイメージしにくいですよね?

息を吐けるから、吸える空間ができるので、実は吐く方が大事です。

吐く時に問題が起こるのは、息を吐く経路がペチャっと潰れて、息が吐けなくなる事が問題です。

ここで考えて頂きたいのですが、

左のアルミ風船、右のゴム風船

どちらが空気が抜けます(吐けます)か?

中の空気を押す力はゴムの方が強いので、ゴム風船の方が、早く、最後まで息が吐けます。

人の場合、空気が吐けない状態とは、

肺が贈アルミ風船のように弾力性が落ちている場合に起こります。

正常の肺

肺の弾力性が落ちている肺

色が薄く ※空気が少ない

肺が広く大きくなります。

これは肺の中が大きくなり、弾力性がなく、気の抜けた風船のような状態なんですね。

なので、努力しないと息が吐けません、でも息苦しくなると息を吸う事に一生懸命になり、呼吸を補助する筋肉が固くなります。

肩で息をすると言いますが、肩で息した場合に肩周りが凝るわけです。

なので、息苦しい時は息を吐きましょう。

リハビリでは

息を吐けるように

呼吸の通り道を良くしたり

お腹の力で息を吐く練習をしたり

運動で少しの酸素でたくさんの筋肉を使えるエコな身体に変えていきます。

コロナになると、気管支が炎症で腫れるので、息を吐きにくくなります。

そんな時は息を吸うのではなく、

ゆっーくり長く、息は細く吐く、口すぼめ呼吸がいいです。

これで肺の弾力性を維持しつつ、気管が細くても、空気の圧で広げながら、息を吐けます。

ぜひお試しくださいね^_^

本日もブログにお越し頂きありがとうございました^_^

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