肩関節周囲炎(五十肩)

50歳代を中心とした中高年に明らかな外傷なく生じ、肩の痛みと関節の制限を主症状とした病態を五十肩と言います。専門的には肩関節周囲炎です。

当サロンでも4名の方を施術した経験があります。(※それ以前に病院勤務で肩関節症例は経験しておりますのでご安心ください)

多くは自然回復するのですが、改善しなかったケースが当店に来られます。約半年程度、症状が続く方ばかりです。なので難しいケースです。

この半年というのがとても厄介で、この期間で肩の動きを低下し、痛みが原因で特定の方向に関節が固まってしまいます。

これを関節拘縮(かんせつこうしゅく)と呼びますが、この時期になると改善に時間を要します。

当店では、3〜6ヶ月程度、経過を観察しながら施術します。この間、私の施術で改善が難しい場合は、近隣の肩関節専門の整形外科で非観血的肩関節受動術と呼ばれる拘縮をとる治療を勧める場合もございます。

肩は上腕骨と肩甲骨で関節されており、ここが袋にように密封されております。その上から靭帯をつけて肩を補強してます。

 

 

 

この関節の袋が歪むと肩を動かした時に、関節の中がうまく動かず、肩が上がらない、痛みなどの症状を呈します。

また、関節を動かした時に、摩耗を防ぐために滑液包と呼ばれるクッション性のある袋があります。

この画像の緑の袋は全て滑液包(かつえきほう)です。

もし、この部分を押して痛みが強い方は炎症が生じている可能性があります。

肩が上がらないからと思って、いたずらにストレッチしたり、筋トレをしたりするとこの炎症が悪化する可能性があります。

肩は肩関節複合体と呼ばれるくらい、多くの関節や組織で構成されるので、五十肩になる前に他の部位(肩甲骨周囲や脊椎、首など)に動きが制限されている場合が多いです。ベストなコンディションではない状態で肩を動かすと知らない間に炎症を強めてしまう危険があります。

もし、肩が痛くて辛い場合は

☑️安静にする事。

この安静とは全く動かさない!という事ではありません。

痛みがない運動はしてもいいです。

痛みがある運動をすることがNGです。

私は、まず患者様自身が痛みのない運動を知る事が治療の第一歩と考えています。あとは自然に回復することを待ちましょう。まずは自然治癒の邪魔をしない。これが重要です。

☑️肩以外をリラックスさせる事

肩関節複合体と呼ばれるくらい複雑な構成をするので、肩以外がスムーズに動かせる必要があります。

肩甲骨や鎖骨、背骨などの関節

などです。

ここに着く筋肉や筋膜なども重要です。

まず凝っていると感じる部分を緩めるだけでも効果があると思います。

ぜひお試し下さい。

 

もし、長い肩の痛みで困っている方はご相談・施術を承ります。

なぜ、肩が悪くなったのか一緒に考えながら改善させていきましょう。

よろしくお願い申し上げます。

 

当店は国家資格を持つセラピストが90分としっかりお時間をかけて原因を追求し、改善に導くサロンです。

お力になれば幸いです。よろしくお願い申し上げます。

関連記事

  1. 腰部脊柱管狭窄症の腰痛に効果があるのは?英語論文をヒントに考…

  2. 足底板のご紹介

  3. 片麻痺の人が歩行能力を維持する場合、どのくらい歩けばいいのか…

  4. 片麻痺食事

    脳梗塞片麻痺 一人で出来る食事 間違えない自助具の選び方 環…

  5. 芦屋・西宮で促通反復療法が出来る施設です

  6. 脳の回復について

  7. 呼吸を楽にするリハビリ

  8. 脳卒中後の上肢麻痺 ステージⅡの特徴とは?

  9. コロナウイルスに負けない免疫力をつける

  10. 外反母趾と足底板

  11. 疲労と筋肉の関係

  12. 脳卒中後の歩行速度とバイオメカニクスの変化について

  13. 消化と吸収・排泄

  14. 乗馬をする人は内転筋と大腰筋が強くなっている

  15. 作成途中(麻痺した手のリハビリ場面)