最近、腰痛の方が多いようです。
腰には椎間板があり、ここは水分たっぷりコラーゲンですので、水分が不足すると椎間板で支える力が弱くなってしまいますから、しっかり水分は取ってくださいね。
体重✖️30ml(食事も含めて)が目安です。ちょこちょこ水分摂取をしてくださいませ。
さて、今日のブログは腰痛です。
お困りの方が多いことかと思います。
腰を曲げるとお尻や腰の筋肉が伸ばされます
この時に伸ばされる筋肉は
関節を守る多裂筋(たれつきん)
大きな筋肉、背柱起立筋です。
この細かな筋肉が、腰の関節を痛めないように働いてくれています。
でもこの筋肉がうまく働いてくれない瞬間があります。
それは、曲げる、捻るなどの急な動きで働きが遅くなる時があります。
この時にぎくっとなりますと、ぎっくり腰です。
じゃあなぜ働かなくなるのでしょうか。
お腹の力がなくなると背骨を立てるのは難しくなります。
背中の筋肉の話なのに、なぜお腹??
理由は沢山あります。
まず、第一、お腹の筋肉に力が入ると背骨が安定しまーす。
写真のようにお腹に力が入っていると、お腹の圧で腰が曲がらないように安定します。よって、①普段から座ることが多い人②歩く事が少ない人はお腹の力が、落ちてしまい、腰の安定性が落ちます。
次に腰が曲がっている人
腰が曲がっていると、腰部多裂筋の血流動態が低下するようです。正確には酸化ヘモグロビンという酸素とくっついている血液が低下する。
立位での体幹屈曲位の多裂筋の伸長は座位も比較して軽減され、屈曲位保持を30秒間する事による多裂筋の筋活動が増加し、結果、酸化ヘモグロビンの減少を認める事になった。
直立位と体幹屈曲位及び伸展位における腰部多裂筋の組織血液循環動体の経時的変化 JspineRes13.860-867.2022
骨盤を後傾した状態で立っていると、腰部多裂筋は伸長、収縮するので、血流は落ちます。
筋肉の収縮には、酸素、糖質、カルシウムを必要としますので、血流の低下は収縮不全を起こす事を推察させます。
今日は腰の調子が悪いという日は、うつ伏せで腰を緩めてゆっくり休むと良いと思います^_^うつ伏せほ腰の筋肉を緩めて血流を回復させる事が出来ます。※注意、股関節が硬い人は腰へ負担が増えるので、お腹に枕を入れるなど腰への負担を減らすように工夫してください!
姿勢などの問題もありますが、
ひとまずはお腹、背骨の筋がしっかり反応して働く事が必須です!
私はスノボーでこけて腰を痛め、慢性的な腰痛です。ギックリ腰は年に2-3回はなってました。
私が完治したのは、剣道で綺麗な姿勢を週2回続けていたら治りました。
綺麗な姿勢というのは、腰骨を立てる事です。
赤ちゃんが立てるようになると、腰の生理的前彎が出現します。
このような彎曲が年齢とともにフラットになってきたり、腰の上で反ってしまった姿勢などな現在にとても多いです。
腰の悪い方は
立ち姿、座り姿から
綺麗な姿勢を目指してみてはいかがでしょうか??
森信三先生の本に立腰教育という言葉がありますが、腰骨を立てると頭も体も心も冴えます!
週2回、腰を立てる日を作ってみてください^_^きっと腰の周りがしっかりしてきますよー^_^