疲労と筋肉の関係

本日もブログにお越し頂きありがとうございます!

フィジカルアルモニーの大脇毅(おおわきつよし)です。

暑い日々が続きますよね。こう暑いとお外に出て、運動をしようとはなかなか思わなくなりませんか?私は週1〜3回、剣道に行って運動不足を解消しております。とても暑いので、いつもバテてます。

さて、皆さん、特に何もしていないのに疲れることってありませんか?

今日は疲労がなぜ起こるのか?疲労を起こさないためにはどうすれば良いかを綴ってみたいと思います!


  1. 疲労とは
  2. 疲れる人はどんな人?
  3. 疲労の回復パターンは2つ
  4. 筋肉がエネルギーを生み出す栄養は?
  5. ミトコンドリアと疲労
  6. エネルギーを生み出す身体へ

  • 疲労とは?

疲労とは、心身が快適な状態に戻れる状態であるにも関わらず、回復しない状態 と考えてください。

なので、一晩休んで、次の日にも何かしら身体が重たい、疲れている状態は疲労を持ち越しているといえます。


  • 疲れる人はどんな人?

当店へ来られる患者様で、運動習慣があり、仕事もしながら活発に動いている方で疲労の訴えがない人。逆にあまり運動習慣がなく、家でゆっくり過ごされている人でも疲労の訴えが強い場合があります。
よく動く=疲れる という関係ではないことが分かります。


  • 回復パターンは2つ

回復するとは2つのパターンがあります。

一つ目は、神経や筋肉などは増殖せずにその一つ一つが回復します。

2つ目は皮膚などは細胞が増殖して回復します。

ここでは主に筋肉の疲労について考えていきましょう。


  • 筋肉のエネルギーを生み出す栄養素は?

筋肉は収縮と弛緩を繰り返しながら動いています。この時に使用される栄養は糖質・酸素が主です。
糖質と酸素が不足し、疲労をするイメージもあるでしょうが、実は糖質と酸素があっても疲れるんです


  • ミトコンドリアと疲労

筋肉を使うには、酸素が供給されています。この時、酸素を使うためにはミトコンドリアが重要です。このミトコンドリアで酸素を使うとエネルギーが生まれんるんですね。

マラソン選手などは筋肉にミトコンドリアが豊富にあります。よって身体にエネルギーをたくさん作ってくれるんですね。

疲れやすさ=筋肉にあるミトコンドリアの量と質。だと思います。


  • エネルギーを生み出す身体へ

このミトコンドリアですが、筋肉を普段から使うことで増えることが分かっています。また、ミトコンドリアのエネルギーの合成率が上がることも分かってます。


まとめ。

疲れやすいと感じる方は、普段から筋肉を使わないのでエネルギーを生み出しにくい状態になっています。なので、お仕事、家事以外にも運動をすることによって普段から疲れにくい身体になリます。

簡単な散歩、ジョギングなどから初めてみてはいかがでしょう??

関連記事

  1. 脳の回復について

  2. 脳卒中後の運動麻痺を改善させる「促通反復療法」

  3. 足底板のご紹介

  4. 消化と吸収・排泄

  5. 乗馬をする人は内転筋と大腰筋が強くなっている

  6. 呼吸を楽にするリハビリ