麻痺手を使用すると関連する部分の脳体積が増える
麻痺手を使う機会がない。と悩んでおられませんか?
麻痺手を使わない事によって、麻痺手の筋力低下、関節が硬なくなる、余計に動かしにくくなるといった経緯となります。
なぜ使わないかというと実生活で使用しても時間がかかるし、実用的ではないので、どんどん使用回数が減少していきます。
しかし、脳の研究では、使用することによって手に関わる神経領域の脳の体積が増えることがわかっています
使い方
麻痺のレベルにもよりますが
適切に使い方を学部には
正常な動きに比べて7割くらいは正確性のある課題をする
課題の7割は成功できる
この2点があれば脳にストレスなく、麻痺手を使うことができます
日常生活で麻痺手を使う工夫をしてみましょう
例えば、コップで水を飲む場合、普通につかんで口元に運んで飲むことができずに麻痺手を使わない
となっている場合は
- 持ちやすいコップに変える 持ち手が手のひらで挟めるもの
- ふたつきでストローを使うことによって、口元まで届く距離の弊害を軽減する
- コップの重さ、中に入れる水分量を減らし、軽くする
- 両手を使って麻痺手を参加させる
など、工夫をすることで麻痺手を日常に参加させることができます。
麻痺手を参加させてみよう
上記の例は一例ですが、日々の使用は絶対に麻痺手にとって良い影響があります。
使えるようになることを目指して、少しずつ工夫を行い、環境を変えれば麻痺側でも使用できるようにすることが重要です。
麻痺手を使うことが回復のステップです。