本日もブログにお越し頂きありがとうございます。
私は乗馬をしたことがないのですけども、ご縁を頂きまして乗馬クラブの方のリハビリを担当する事になり、それから乗馬クラブのクライアント様を8名ほど、拝見する事になりました。
乗馬に乗ったこともないのに、皆様のお話を聞き、乗馬クラブの先生の話を又聞きしながら、ご指導させて頂いております。(逆に教えてもらってます笑)
本日も乗馬クラブの方が当サロンにいらっしゃるのですが、
過去の既往歴から体幹が働きにくいようです。
どんな整体にしようか、どんなトレーニングにしようかと考えていたら、ちょっと気になって調べてみました。
乗馬に特化している人の筋肉に付き方。笑 マニアックです。
調べたらあったんです。笑
MRIを用いて、乗馬経験者と未経験者それぞれの体幹部、下肢の筋断面積を算出し、比較検討することで馬術経験者が有する体幹及び下肢骨格筋群の特徴を明らかにすることを目的に研究した。
結果:女性のみ内転筋に有意な差を認められた。また身長あるいは体重を基準として正規化した値においても、内転筋あるいは大腰筋において、経験者と未経験者との間に優位な差が認められた。
馬術選手における体幹部および下肢の骨格筋サイズの特徴
Muscularity of trunk and lower limb muscles in equestrians
1K09A076‐6 指導教員 主査 岡田純一先生
大腰筋は骨盤を立てる筋肉で、内転筋は股関節を内に締める筋肉です。
乗馬では足を開いて乗るので、馬と密着するのに太ももの内側の筋肉が大事なんですね。
大腰筋は馬が加速した時に身体は後に飛ばされそうになったり、馬が減速した時に身体が前につんのめりそうになったりする前後の動きを調整しているのでしょうか。
どちらにせよ、骨盤を股関節を内側で安定させていると乗馬にはいいんですね。
私、剣道が大好きで、週2回、道場で鍛えていますが、体の重心をブラさず、竹刀で叩っ切るなんてことをしています。笑
体の重心は臍の下。丹田(たんでん)に力を入れておくのですが、
きっとここは大腰筋・内転筋を使っていると思います。
乗馬も重心を安定させるために丹田なんですね。
体幹を鍛えると手足の力が抜けるので手綱の操作がうまくなると思います。
いつか私も乗馬に乗って体験してみたい。
これだけ言ってて、センスがなかったら恥ずかしい。笑