兵庫県芦屋市でリハビリ&整体を提供するフィジカルアルモニーです!今日から足の健康通信と題して、様々な足の問題をお伝えしたいと思います。
本日は「おやゆび」について
こんな痛みはありませんか?
- おやゆびをそると痛い
- おやゆびの付け根をおさえると痛い
- 歩いている時親指に体重が乗ると痛い
- 親指の根元が腫れている
恐らく、多くの方がおやゆびに問題があるのでは?と思われるかと思います。おやゆびが問題なのですが
実はおやゆびの根元が
問題になっている事があります。
人の足の骨は全部で46個あるので、全ての骨がうまーく調整されていないとこのような問題が起こります。
さっそく答えですが、簡単です。
おやゆびがスムーズに上を反るには、根元の関節が下がる必要があるわけです。
この関節の根元が下がらないと絶対に親指をそらす事が出来ません。
この根元が下がらない状態で親指を無理に伸ばそうとすると、冒頭でお話しした
- おやゆびをそると痛い
- おやゆびの付け根をおさえると痛い
- 歩いている時親指に体重が乗ると痛い
- 親指の根元が腫れている
といった症状が出現します。
症状が強くなると
強直母趾といって親指の関節がストレスを反復的に受ける事で変形します。変形することで関節が、強直(きょうちょくという足の骨が固くくっつく状態)になります。
一般的には症状が軽い場合は、ステロイド関節注射、消炎鎮痛剤の内服などがあります。要するに炎症を抑える手段をとります。
いわゆる安静にしておく。保存療法が多いですね。
重症になり、問題が強い場合は外科的手術になるケースもあるようです。
話を戻します。足を反ると痛みが出ていた場合、多くの方は「親指が問題」と思い、恐らく親指を曲げたり、伸ばしたりして痛みを緩和しようとされるはずです。しかし、問題の親指の根元が動かない状態のまま、親指を動かすと、症状が悪化します。原因は根元にあるのに、痛みを出して頑張っているところをさらに頑張らして負担をかけるからです。
それではこの親指の根元が硬くなっている人はどのような足タイプに多いというと、
- 土踏まずが低い足
- 長腓骨筋という筋力が弱い足
- 生まれつき足の関節に問題がある
といったケースです。
このような場合は足の根元が下がりにくい構造になり、親指を反る運動が困難となり、痛みにかわります。
次回はなぜこのタイプが問題となるか詳しくお伝えしますね☆
まず、親指が痛いから、親指を安易に伸ばしたり、曲げたりするのは控えて、根元が動くかどうかを見ていくと良いかもしれません。
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