外反母趾について

こんにちは。兵庫県芦屋市でリハビリと整体を提供しています。フィジカルアルモニーの大脇です。本日もBLOGにご興味を持って下さり、ありがとうございます。今日は「外反母趾」について書きます。

▫︎靴の中で親指が当たって痛い。

▫︎歩いている時に親指に痛みを感じる。

▫︎足の変形が大きくなっている。

▫︎足が曲がってサンダルを履くのが恥ずかしい。

私が関わった方の中でよく聞かれる症状になります。こういった症状で悩む方は靴を幅広いものを選んだり、外反母趾用のサポーターをつけたり、5本指のソックスを使用しながら症状と向き合っておられます。しかし、なかなか改善出来ずに悩んでおられる方も多いです。それでは外反母趾はどうして起こるのかを考えてみましょう。

まず、ご自分の足を見て頂きたいのですが、寝ている時と立っている時で外反母趾に差はありますか?

立っている時に外反母趾が大きくなる場合は、距骨下関節(くるぶしの下にある踵と足の付け根の関節の事)が崩れている可能性があります。

寝ている時や立っている時、両方とも外反母趾の程度に変化がない方は親指を構成する関節自体が固くなっている可能性があります。

外反母趾は距骨下関節が倒れてしまって起こるケースがあります。これは立っている時にドミノ倒しのように踵から足先に向かって足の崩れを作ります。

上記の写真は左足を前・横から見た図です。
非荷重に比べ、荷重をすると足の形が変わる事がわかると思います。
なので、足はたくさんの骨を介して関節を作り、動きが波及するという事をご理解下さい。親指の問題は他の関節部分も考慮する必要があります。
外反母趾はこのように連鎖します。
足が幅広く広がり、足はべたっと開いています。
ここで5本指ソックスは足を広げる為、外反母趾の方にはあまりオススメしていません。
外反母趾の方は扁平足の方も多いです。

見えている親指(母趾)じゃなく、もっと足の関節部分を調整する必要があります。

痛みが出ている方は、痛い部分が腫れている、熱を持っている場合は炎症している可能性がありますので、整形外科を受診しましょう。あまり痛くなく、少しだけ腫れているなーという方は冷やしたり、安静にして経過をみるといいです。

腫れてもない、熱もない方が痛い場合!

親指に入る神経が圧迫されたり、固くなって痛みを出現させている可能性があります。

黄色い線が神経になります。
断面図
黄色が神経
青色が静脈
赤色が動脈
丸く広がる赤身は筋肉
白線は筋膜
他は脂肪や骨

断面図から分かるように神経は中に埋れています。よって、足の中で神経が動かなくなっていると痛みや痺れなどが起こります。

ご自身で出来る簡単な足の調整方法を動画でご紹介します。

動画は2分程度です。

少しでも快適な足になって頂ければと思います。

もし、足の悩みや整体、足病医学に基づく完全オーダーメイド足底板にご興味ある方はご予約、お問い合わせ お待ちしております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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