こんにちは。フィジカルアルモニー芦屋の大脇です。今日は変形性膝関節症と足部の関係について書きます。お膝の痛みで悩んでおられるクライアント様は非常に多く、アルモニーにも数名、お越し頂いております。まず、膝は股関節と足との間で挟まれる関節ですので、上からも下からも力学的にストレスを受けます。膝実質に問題はなくとも、股関節と足部に問題があれば、その運動が波及して膝に痛みを起こす事も非常に多いです。
歩く時に足部が床からの衝撃を吸収している事はご存知でしょうか?足は多くの骨が集まっています。この骨同士は関節であり、この関節が機能的にうまく働くことで衝撃を吸収します。
衝撃を吸収するとき、足は幅を広げ、長くなります。
引用:動きの捉え方 何で見るのかその思考と試行 山岸茂則
足部で衝撃を吸収する事で膝への負担も少なくなりますし、力も前に進む方向へ変換してくれます。専門的に言いますとロッカーファンクションといいます。x脚が足部が問題でなったかどうかはわかりませんが、足部の状態が良いとお膝への負担は減らせる事はお分かり頂けるかと思います。
仮にx脚の場合、踵を外側に向けて代償する場合と内側に向けて代償させる方法があります。
イメージつきにくいかと思いますが
足首を使って膝を広げるようにするパターン
足首をそのまま床につけてx脚のまま足部を柔らかくして行うパターン
これは代償なのでどちらも足への負担は大きいです。そして、本来、衝撃を吸収し、前に行く際に堅い足へと機能的に変換が出来ません。
軽度の関節症であれば運動療法が効果的ですが、中等度・重度になると膝の負担を減らさない限り、関節の手術をしなくてはならないケースもあります。
当店では重度の膝関節症で痛みが強い場合、足から体重の乗せ方をかえる足底板を作成しております。アメリカの足専門医が作る本物です。膝は痛いけど手術はしたくないという方はぜひご相談下さい。簡単なカウンセリングであれば無料で行います。今後、クライアント様の了承が得られましたら、動画などでもご紹介させて頂きます。
本日もブログにお越しいただきありがとうございました。