胼胝(胼胝)について

本日もブログをご覧頂きありがとうございます。

兵庫県芦屋市でリハビリサービス&整体を提供しています。フィジカルアルモニーの大脇毅(おおわききつよし)です。

本日のテーマは胼胝(たこ)について書きます。

皆さまは胼胝が出来る事というより、胼胝の痛みで悩んでいらっしゃる方が多いのではないでしょうか?皮膚科で治療して一次的に改善しても、日が経つにつれて再発するケースが多いように感じます。

胼胝の再発予防は、足の動きを変える、靴を変える事が効果的です。

胼胝はどうして出来るのか??

これは反復的に圧迫やずり応力(※足と床でずれる力)が起こると、皮膚に負担がかかります。この負担を軽減する為に、皮膚を固くして、胼胝が形成されます。

皮膚は自分で判断して、自身の足を守ろうとしてくれているので、胼胝は悪い物ではなく、助けてくれているものと思っていいでしょう。

この胼胝ですが、さらに過度な負担がかかり続けると皮膚の中に鶏眼(けいがん)※魚の目 が出来ます。これは、皮膚の中に楔上で出来ると痛みが生じます。

胼胝も鶏眼も名前は違いますが、出来る場所や形によって痛みが生じます。

真皮に核が当たると痛みが出現。

皆さんが皮膚科に受診する時は痛みの改善を目的に行かれると思いますが、今後の再発を考えると早い段階で足の調整をした方がいいです。

というのも、歩いている時の足の運動に変化がないと、すぐに再発します。足病医学に基づくバイオメカニクスでは足の形と胼胝の形成に相関性があると言われています。

①母趾に出来るケース 母趾の動きが低下し、母趾にかかる圧力が増加している可能性があります。母趾を中心に自分で動かしましょう。

②母趾の内側や母趾の付け根に出来るケース 外反母趾の方に多いですが、ほとんどが足が内側に倒れやすい足タイプに多いです。扁平足や前足が柔らかい方です。このケースは足を固くする事が難しいので、靴を変えましょう。特に柔らかい靴を履いている方には効果があります。靴の選び方は過去のブログで紹介していますので、ご参照下さい。https://physical-harmonie.net/内反小趾について/

③人差し指・中指の付け根などに出来るケース 足の指の関節がアンバランスな方、足が柔らかい方に多いです。足指の動きをチェックし、硬い部分があれば動かすと効果的です。上記と同様に足の柔らかい方は靴を変えると良いかと思います。

④足の外側に出来るケース 土踏まずが高い方、靴が窮屈に感じる方に多いです。この場合は踵の関節が固く、足外側に強い圧力がかかる事で出現します。このケースは硬い足になる為、足全体をマッサージすると良いでしょう。靴の容量を少し大きめを選ぶことで靴と足のずり応力を減らせます。

いずれにせよ、足の体重のかけ方を変える事=胼胝を解消する につながります。

もし悩みが解消されないようであればぜひご相談下さい⭐︎

当店では、足の施術、歩き方の指導、全身調整による足への負担軽減、完全オーダーメイド足底板作成をご提供。国家資格を持つセラピスト かつ アメリカ足病医に基づくバイオメカニクスを履修していますので確かな知識と技術で関わらせて頂きます。

本日も最後までブログをご覧頂きありがとうございました。

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