運動麻痺に効果的な5つのアプローチ

1.意図した運動を反復する。
2.低周波刺激で神経経路を明確にする。
3.振動刺激で筋紡錘(筋肉の動きをモニターする感覚受容器)を使う。
4.課題を設定し、日常で使う習慣をつける。(廃用予防)
5.脳科学に基づき、神経の反応を引き出す。

「意図した運動を反復する」とは??

意図した運動

促通反復療法 川平和美先生提供

左の図が「意図した運動と異なるパターン」です。
図の中の子供達=神経細胞と考えて頂きます。
青色の「ハイ」の子供は正しい運動を行う神経の経路になります。
赤色の「ハイ」の子供は痙縮を使ってしまう運動を阻害してしまう経路です。
本当は青色の神経経路を使いたいのですが、他の赤色の神経経路の興奮が高く、意図しない運動が反応します。

それでは正しい意図した運動を生み出す(随意性向上)には?
正しい神経経路の興奮水準を上げて
痙縮を使う阻害する経路の興奮水準を下げる


この方法によって意図した運動を起こします。
一度、意図した運動がネットワークを組み、反復するとより強い神経経路を組みます。

促通反復療法 川平和美先生提供

神経細胞の学習(ネットワーク)とは?

左の図で神経細胞が右の神経細胞に興奮を伝えても、神経細胞が興奮を伝えられないと学習しません

反応しにくい神経細胞に
①促通反復
②低周波による電気刺激
などを用いて、興奮が伝わりやすい環境を作る事でネットワークを組む事が出来ます

一度、神経細胞がネットワークを作ると次も繋がりやすくなり、(強化学習)、運動を学習する事が出来ます

神経細胞のネットワークを強化する機器は??
当サロンか3つの機器を併用して実施します。

低周波治療器 ESPURGE

伊藤超短波社製 ESPURGE

 

電気刺激装置 NM-F1伊藤超短波社製 NM-F1

電気マッサージ
DAITO THRIVE MD-01

ESPURGE+NM-F1は「末梢電気刺激」です。
様々な論文の発表がありますが、末梢電気刺激とセラピーの併用はいずれも高い効果を示しています。論文の一部をご参照下さい。

振動刺激は、短い時間では強い収縮を引き出し長い時間では痙縮を抑制する効果が報告されています。

 

当サロンは脳梗塞リハビリに特化した技術があります。
回復期病院で10年、当サロンで3年、脳梗塞のリハビリに関わって来ました。確かな経験でオーダーメイドの施術をします。

意図した運動を獲得する為に
・痙縮筋の興奮水準を下げ
・目的とする筋に末梢電気刺激で興奮水準を上げ
・反復運動で中枢からの神経経路を強化
・日常生活での活用を模索し、効果の持続を
・豊富な経験で脳梗塞の身体を整体。動かしやすい身体を(結合組織、神経、筋肉、関節)持続します。

様々な先生と出会いました。
BiNI COMPLEX JAPAN 舟波真一先生、山岸茂則先生


促通反復療法研究所 所長 川平和美先生

田邊セラピー 田邊浩文先生

 

目の前の患者様により良い施術を提供したいという思います。完璧に麻痺を回復する事は出来ませんが、「今ある中の最良」を提供したいと思います。